デボラが酔っ払って外でのお〇っこのシーンに、ラブコメ独特のいい雰囲気に流れる韓流BGMが流れるシーンがシュールで最高でした。思わずどうゆうこと？ってふきましたw

2023/05/29

最後に残った疑問『なぜあんな殺し方ができたのか』をとても納得がいく形で回収してくれた。「もう疲れた。」という言葉はとても辛い告白だったが、だからこそ愛情ゆえの決断として腹落ちすることができた。中盤の、人物相関図を線でつなげて事件解決への足掛かりとしていく様もきれいだった。もちろん松嶋菜々子を始めとする俳優陣の演技も素晴らしく引き込まれる。もう一度記憶を消して見たい作品。

2023/05/27

虎狼の血の第２作。「物語」の型や類型という視点から見ると「跡を継いだ」日岡も大林と同じ迷路に迷いこむ。大林の事例をわかっている日岡は、最後の部分でその苦境への対処の仕方が大林と異なり、「虎狼の血」のパート１からの伏線が解消されているとも言える。見ごたえは十分。

2023/05/24

これは非常に難しい問いだし、答えなんかないんだけど、結果的には原作を読んでおいてよかったと思った。１時間15分ぐらいまでは原作のダイジェスト的な感じで未読の人にとってはこの説明でわかるか？というぐらいの骨抜き感で、評価が2～3かなあ、と思っていたが、女性編集者が街を訪ねるシーンから俄然面白くなってきた。以下ネタバレ含む正確に言うと原作でいろいろ曖昧だった部分が明瞭になり、そのおかげで面白みが倍増とでも表現したほうがいいか。ただ、それは単なる映画製作サイドの解釈にすぎず、必ずしも作者の意図を反映しているとはいい切れないかもしれないが、それでも納得できるものだった。原作では秀吉と倉田の関係があいまいだった（ひょっとして私が見落としていた？）のに対し、映画では中盤ぐらいで倉田が天を指して、二人は養護施設、またはクリスチャン系の孤児院で共に育った事を示唆し、それゆえに、秀吉は血のつながりがない子供でも受け入れるし、倉田はヤクザというファミリーを作った、つまりそれぞれが家族愛に飢えていたと。倉田の金嫌いも、清貧系のクリスチャンの教えが根底にあったのかもしれないとも解釈できよう。寄付の件も恩返しと考えると納得がいく。ピーターパンそのものも実は孤児院の話だった（というのを私は実は知らなかったのだが）ので、原作読んでピンと来た人はピンときたんだろう。１点、沼本さんが津田にバーに連れていかれるシーンの時に髪型が変わっていたのは、実はあそこだけフィクションだったとの示唆と見たけど、その理由は小生意気な沼本に対する復讐とか、そんな事かなと考えてみたけど、どうだろう。原作との一番の違いであり、違和感を覚えたのは不動産屋の女社長の存在感のなさと、津田のおちゃらけ感。原作読んだ時は村上春樹+伊坂幸太郎という感じだったけど、映画化で村上春樹テイストは完全に抜けた。それが悪いとはわなし、映画としても正解だったと思う。ラストの唐突に入った余計な挿入歌も勢いできけるほどの疾走感があるエンディングもgood。ラスト付近の倉田のカットを見て、ひょっとして倉田は津田に同じ孤児のにおいをかいだのかなあ、というのは考えすぎかもしれないが、個人的には好き。それともう一つ、土屋さんがカップ焼きそばすするシーンも好き。

2023/05/20

甲冑や衣装、大道具小道具、合戦の描き方など、素晴らしかった。しかし関ケ原と題した映画としてはありえない脚本、あまりに華がないからと無理に添えられたであろう女性陣が残念でしかない。この映画を観たいと思う人は男臭いだとかそんな事気にしないと思います。台詞回しがはやく聞き取れない所がある、臨場感よりも聞き取りやすさを優先してほしかった。女性陣を抜きにし、もう少し尺を伸ばし、当日までの各陣営の情報戦等も丁寧に描いてほしかった。こだわりを感じられる部分は多いですが、期待していたような歴史ファンに向けた作品でもなく、かといって入門者向けといった感じでもないどっちつかずな印象です…。しかし演技も素晴らしく、スケールも大きいので視覚的にはよくできていると感じます。

2023/05/20

ユインナ、40歳でアラサーの役ができる可愛らしさ！深田恭子さんと同じ歳。可愛い。演技？に見えない、リアル過ぎる女性の表情にドンハマり！凄い演技力。。恋してたら、こんな風になるよね、っていう一生懸命生きる大人女子のリアルライフ感満載。2pmチャンソン、格好良いRichなクズ系の役多いけど、似合ってしまう。でも好きです！笑 恋愛を美化してない感じがおもしろい。

2023/05/19